エメラルド高額買取ポイント

以下のポイントを抑えておくとエメラルド査定の時に買取額が高くなる可能性があります。

ジュエリーを綺麗にする

お持ちいただいたジュエリーに値段をつける鑑定士も人間なので、綺麗なジュエリーと汚いジュエリーでは綺麗な方が好印象になります。

エメラルドの場合、オイル加工の有無、カット、色味・カラー、インクルージョン(透明度)、産地が重要になります。

査定ポイントをより良く見せるため、宝石は売りに出す前に磨いて表面上だけでも綺麗にしておきましょう。

少しの努力で査定額が上がるなら、表面上だけでも綺麗にしておいた方がお得です。宝石は落としたりしなければ簡単にキズはつかないので、中性洗剤とハブラシで磨きましょう。

付属品があれば一緒にお持ち下さい

ブランドジュエリーの場合、箱や袋があるだけでブランドの証明にもなります。

これだけで査定額が上がるわけではありませんが、付属品に価値があるブランド品もまれにありますので、ご持参いただければ一緒に査定いたします。

エメラルドなど宝石自体の価値、ジュエリーとしてのデザイン性、ブランドとしての価値が合わされば高額買取になる商品は多々あります。

鑑定書や鑑別書があれば一緒にお持ち下さい

鑑定書は別名ダイヤモンド・グレーディング・レポートと呼ばれ、4Cの基準に基づきダイヤモンドをグレード分けした品質証明書です。

ダイヤモンド以外のエメラルドやルビーなどの宝石には鑑定書は存在せず、鑑別書と呼ばれる天然石か人工石かを証明する書類があります。

ダイヤモンドに限り、鑑定書はあった方がグレードの証明になるのでお持ちいただいた方がより正確な査定ができます。

エメラルド買取について

エメラルドの買取金額を決めるポイントは、オイル加工の有無、カット、色味・カラー、インクルージョン(透明度)、産地が重要になります。

鉱物の中でもエメラルドは比較的、柔らかい石なので、市場に出回るエメラルドのほとんどは、強度と色の改善をするために、オイル加工、または樹脂含侵(じゅしがんしん)という処理が行われます。

エメラルドオイル加工

エメラルドの原石をカットした際、隙間(キャビティ)や、内放物(インクルージョン)が露出します。

これらの窪みによって、宝石の中に空気が入り込み、全体が白っぽく見た目が悪くなってしまいます。オイルやエポキシ樹脂を窪みに浸透させることで、強度や色、透明度が改善されます。この加工をオイル加工と言います。

強化処理されているからといって「偽物だとか、天然ではない」とは言えません。エメラルドのオイル加工は世界的に認められた普通のことなのです。

オイル加工されていない状態で、中身まで綺麗なノンオイルエメラルドは希少価値の高い高価なエメラルドです

無処理(ノンオイル)のエメラルドや、世界最大の産地コロンビアのエメラルドは質が高いので高価買取に期待できます。

エメラルドの価値を決めるポイント

それでは、エメラルドの価値を決めるカット、色味・カラー、インクルージョン(透明度)について解説していきます。

カット(Cut)

エメラルドのカット

エメラルドの形はエメラルドカット、スクエアエメラルドカット、カポションカット、ラウンドカットがあり、色を最大限に引き出すエメラルドカットが最も評価が高くなります。

カットの黄金比は「縦5:横3:深さ2」の割合となり、これに近いほど高い評価が得られます。

高いエメラルドカット、スクエアエメラルドカット、カポションカット、ラウンドカット安い

色味・カラー(Color)

エメラルドの色味・カラー

エメラルドの色は深みのある緑色が最も価値があります。実際は濃すぎるより、真ん中に深みのあるエメラルドグリーンがベストですが、ここではわかりやすく薄いより濃い方が高いで表現いたします。

代表的な色合いを表記しますので、お手持ちの石がどのレベルに近いか確かめてみて下さい。

色に深みがあるほど価値が高い

インクルージョン(Inclusion)

エメラルドのインクルージョン・透明度

エメラルドにはインクルージョンと呼ばれる内包物が必ず含まれています。

代表的なエメラルドの産地コロンビア産には、気体・液体・固体の三相のインクルージョンが含まれているのが特徴的でそのカラーにも反映されています。

インクルージョンがあるから安くなるわけではありませんが、肉眼で見えるほど含まれているより、透明度が高い方が希少価値は高くなります。

内包物が少ないほど価値が高い

エメラルド買取実績

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